世界各地の大切な遺跡や自然を保護し未来へ引き継ぐため、1972年のユネスコ総会で「世界遺産条約」が結ばれました。
この条約にもとづいて登録された遺跡や自然が、世界遺産です。
世界遺産には「文化遺産」「自然遺産」及び両方の要素を満たす「複合遺産」の3種類があります。
佐渡金銀山は文化遺産として世界遺産登録を目指しており、「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」の名称で世界遺産暫定一覧表に記載されました。
佐渡には、400年以上にわたる金銀採掘・製錬に関連する遺跡や建造物・景観が良好に保存されています。
佐渡は、人類が獲得した鉱山技術のほぼすべてを見ることができる島であり、世界的にも貴重な存在です。
新潟県と佐渡市は、佐渡金銀山遺跡を日本の貴重な「宝」として世界遺産に登録するために、さまざまな活動に取り組んでいます。